そもそも、何で専コンを改造するのかというと「ボタンはまりを解消するため」です。
 
改造をしない専コンは使い続けるとボタンの隙間にごみが入ったりして絶対にボタンハマリが起きます。
 
それを解消するのがこの改造法。
 
ここでは「消しゴム」を使います。
 
消しゴムならたとえ手元になくてもコンビニに行けば買えます。
 
準備するものは
 
・カッター ・両面テープ
 
・はさみ ・型紙(ティッシュの箱とか)
 
・えんぴつ ・定規
 
・+ドライバー(専コンを分解するため)
 
・根気  ・消しゴム です
 
 
ゴム板の代わりに、「消しゴム」を使います。
 
ちなみに、ここで出てくる「消しゴム」を「ゴム板」にすると元ネタの改造になります。
 
尚、改造は自己責任にてお願いします。
 
壊れることも無いとは思いますが念のため改造中は静電気等にお気をつけください。
 
今回使用したのはこれ。 

 
まずは消しゴムを切っていく作業から入ります。 
サイズは「縦:5mm 横5mm 高さ2.5mm」です。 

 
消しゴムに鉛筆などで線を引いておくとカッターで切るときにできるだけまっすぐ切れるようになります。
 

 
こんな感じでスライスしていきます。
 
とりあえず4枚くらい用意すれば大丈夫だと思います。
 
厚さは2.5mmくらい。
 
次に、5mmx5mmにしていきたいのですがその前に。
 
スライスした消しゴムの片面に両面テープをつけます。
 

 

 
こんな感じ。
 
ここまで出来たら後は消しゴムを5mmx5mmサイズに切りそろえるだけです 
この時に、
 

 
こんな感じに5mmx5mmのマス目がついてる定規があるとすごい便利です。 
さて。切っていきます。 

 
コントローラーにくっつける必要な数は7x4個。 
合計28個作ればいいわけです。
 

 
大体こんな感じ。
 
 
正直なところ、キッチリ5mmx5mmx2.5mmじゃなくても全然いいと思います
 
作業するのが人間ですからサイズ通りに出来るわけもないので、アバウトに。
 
消しゴムなので、加工もしやすいです。
 
すこし擦れば大きさも調節できますし、修正しやすいです。
 
今度は基盤につけていく作業です。
 
消しゴムの裏についている両面テープの保護シール部分をはがして基盤にくっつけるだけ。
 

 
こんな感じで貼ります。 
なお、
 

 
貼るときはこのように約2〜3mmの幅を開けてください。
 
白い部分が隠れなければ大丈夫です。
 
ちなみにこの隙間がないとボタンが沈みません。 

 
全て貼り終えました。
 
最後に、型紙を切って鍵盤とゴム部分の間にはさむ作業です。
 

 
型紙に丸を書いてそれに沿って切っていきます。 
この際には何か型になるようなのを用意しておくと丸が正確に書けて切る作業が楽になると思います。
 
切った型紙を2枚くらい重ねてそのままボタンに重ねればオッケーです。
 

 
あとは全部同じようにして、組み立てれば作業終了です。
 
以上で改造は終わりです。
 
後は、自分の好みに合わせて消しゴムをすこし薄くしたりしてキーストロークの調節などを行ってください。
 
消しゴムなので「本来は擦って削れるもの」ということで調整は楽です。
 
2.5mmサイズのままでやると指を置いただけで反応するような感じになりますがキーストロークが浅くなってしまうので1.8mm〜2mmくらいがオススメかもしれません。
 
あまり薄くしすぎるとキーがはまってしまうので、この改造法の意味がなくなってしまいます。
 
それから。
 
硬い消しゴムはオススメしません。
 
できるだけ柔らかい消しゴムでやるのがベストです。
 
今回使った消しゴムは、慣れれば大丈夫ですが最初のうちは結構、叩いた反動が指に返ってきてしまいます。
 
「ゴム板買いにいくのが面倒」って人や「近くにゴム板売ってない!」って人はこれオススメです。
 
そういう人は是非やってみてください。
 

[TOPへ]
[カスタマイズ]




©フォレストページ