二次創作・長編
□初めましてを始めよう。
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ごぽごぽ・・・水泡が出来ては消えていく。
直接頭に膨大な量の未来の情報が送られてきた。あまりの一気な量の為に頭が割れそうで痛かった。
−く、ん・・・骸君・・・
あぁ、この煩く名前を呼ぶ人は誰でしょう。僕は知らない、知らない人。
懐かしいな・・・懐かしい長くて綺麗な髪の色。後ろ姿だけだと、華奢で無駄な肉付きもない。うん、後ろ姿は悪くないね。でも、顔はどうなんだろうね。
「君は誰?」
こっちを向いてほしいな。向いて。僕を見てほしいよ。君は誰だい?手を伸ばせば届きそうな距離まで手が伸びる。
それに気がついた後ろ姿がゆっくりとこっちを振り向こうとしたが・・・