貰捧・記念小説

□愛、それ以上
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愛、それ以上



6500HIT*ジュン様へ
リクエストthanks




(※すみません…!甘のつもりで書いたのですが、はじめあまり甘くないです…)








「ねぇディーノ…好きってどういうこと?」








「は……?」


「愛って何?」





「えっと…だな」

「だいたい何のためにあるのさ」
(そんな感情…)




ディーノと出会ってから嫌なことがいっぱい出来た。
昔、ディーノと出会う前までは全てが僕の思い通りにうごいていたから別に不満なんてあまりなかったのに…






「…一体どうしたんだよ急に」

「別に、何となく」





あなたと一緒にいるようになってからイライラすることが増えた




あなたが僕以外の人に笑顔を向けていると胸がもやもやする。

あなたが僕以外の人間に興味をむけていると咬み殺してやりたくなる。

あなたがその綺麗な鳶色の瞳に僕以外の人を映していると胸が痛む。





まだ子供だった頃の僕、ディーノと出会う前までの僕はこんなことなかったのに…




好きなんて感情はきっと邪魔なだけなんだ



僕を苦しませて僕をおかしくさせて、僕を僕じゃないみたいさせる…








「好きってのはな嫌いの反対の感情…みたいな?」


「じゃあ嫌いって何?」
(いっそ嫌いになれたら…)




「一緒にいたくないとか声も聞きたくないし顔も見たくないって感じかな…」



「ふぅん…」
(じゃあ僕はきっとあなたを嫌いになれないだろう…)




昔は葉っぱの落ちる音で目が覚めるくらいだったのに、今では隣にあの音(あなたの心臓の音)と心地よい温もりが無いだけで寂しくて眠れない







「好きってのはな、ずっと一緒にいたいって思ったり声が聞きたいと思ったり」




「じゃあ愛は?…」



「それ以上。
もう言葉に出来ないくらい、でも言葉にしなきゃいけない時は『愛してる』って言うんだぜ。」













「………ねぇ、目瞑ってよ。」



「え…ぁ、」

「僕がいいって言うまで絶対に目、開けないでね」



「え、なんで…?」

「煩い、早くして」

「……あぁ」










そしてディーノが目を瞑ったのを確認すると僕はディーノの胸に顔をうずめた。


甘い香水と優しいディーノ匂いが僕を包んだ
凄く落ち着く香りだ…





「えッ…!?き、恭弥!?」


「黙って」


「え…あ……、…」








「ディーノ……」


「…………」


















「愛してるよ」





「……!!」


「ち、ちょっと…!まだ目開けないでよ…!」




「ッ…だって恭弥可愛すぎ!!」

「な…!」



「それに頬真っ赤に染めて『愛してる』なんて…」





ディーノがぎゅーっと雲雀を抱き締めへらへらと笑いながら言った







「だって…あなたが………ぃ…」



雲雀は下を向いてぼそぼそと小さい声で言った






「オレが…どうかした?」

「あなたが…!
こんな時は……その…、愛して、るって言うんだって…言ったから…」






「な…な、な……」









「……?」






雲雀はディーノがなんだか様子がおかしかったから少し顔をあげ、ディーノをじっと見つめた







「恭弥ぁーーー!!」


「な!…何、急に?」

「オレも愛してる!!すっげー愛してる!!!」


「ちょっと…苦しい、」



「恭弥…恭弥……」



「………ん…」





「愛してるよ」

「…僕も、…愛してる」






そして優しいく頬に何度も口付けられ
次は唇に優しく甘いキスをされて僕はゆっくりと目を閉じた…












愛、それ以上
(瞳を閉じて)(素直になって…)



fin...










あとがき



やっと完成…
すみませんジュン様!
遅くなりました!!



あれ?なんかあんまり十年後な感じがしない?
そしてあんまり甘くない…

せっかくリクエストいただいたのにすみません(>_<。)


『愛してる』と雲雀さんに言わせてみましたが…
なんだかわからなi…



しかも終わり中途半端
そして駄文ですッ!



本当にすみません(土下座





ジュン様のみお持ち帰りOKです!
(報告は自由ですが、していただけますとありがたいです☆)




最後までお読みいただきありがとうございました!






20100124
 

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