戦国BASARA

□夜伽
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伊達政宗は窓を開け月を眺めていた。

「良い月だぜ」

静かな風の音に耳を澄ませ
そろそろ眠ろうと窓に背を向けた刹那‥

「竜の旦那じゃないの」

目の前には見慣れた忍の姿。

「…Ha.何してんだ?」

「夜の散歩だよ」

「…ふん。早く帰りな」

「そうも行かないんだよねぇ」

部屋に素早く入り
伊達の腰を押さえ、抱き寄せるとそう言った。

「何の真似だ?」

「旦那、女でしょ?」
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