戦国BASARA

□宿命-廻-
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長曾我部が亡くなり
一週間が経つ…。

「元就様、やつれたなぁ…」

「同盟を結ばれていた
長曾我部殿が亡くなって
お辛いのだろう…」

家臣の声が聞こえ
長曾我部のいない現実を突き付けられる。

「…元親…」

空を見上げ、紫の眼帯に視線をやる。

「我も…貴様と同じ場所に
行きたい…」


この苦しさから解放されるなら

死など怖くはない…。


その日、毛利元就は自殺した。
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