過去Clap
□拍手@
1ページ/3ページ
ぽかぽかの昼下がり。
隣には満腹になって瞳を閉じて横になってるナルト。
今日は久しぶりに任務がなく3人でこの原っぱでお昼を食べようと最初にサイを誘おうとしたら、すかさず断られた。
『たまには2人きりで過ごしたら?』と。
サイの言葉に苦笑しながら、もう一人のチームメイトを誘って今に至る。
お昼ご飯も食べ終わって、のんびり過ごす。
昔よりも大人っぽくなったナルトの寝顔を見てると口が緩む。
そして太陽の匂いがしそうな髪を優しく撫でて、唇を落とした。
「好きよ……ナルト…」
すると、眠っていたはずのナルトの瞳がパチッと開いた。
サクラは驚いて、ナルトから顔を遠ざける。
「………///」
「寝込みを襲うなんて…サクラちゃんも悪趣味だってばよ」
ナルトは、片目を閉じて真っ赤になってるサクラを面白そうに見て笑う。
「起きてるなら、起きてるっていいなさいよ!!」
サクラはナルトの頭を恥ずかし過ぎて思わず殴る。
「………ってぇ…まぁ、そんなサクラちゃんも俺は好きなんだけど」
ニヤリッと笑うナルト。
さらに真っ赤になるサクラ。
「ば、馬鹿じゃないの!?///」
「かもね、サクラちゃんにだけだよ」
ナルトは、穏やかに笑う。他の女の子にそんな顔しないでよねと思いながら、サクラはナルトの隣に倒れ込んだ。
そして、ゆっくり瞳を閉じる。
ナルトの寝息を聞きながら…
二人っきりの穏やかな昼下がり。
==============================
タイトルつけるとしたら…『昼下がり』でしょうか?(笑)
思わず寝込みを襲うサクラちゃんに気づいたナルト
私の中でナルトとサクラちゃんは公認カップルです☆