過去Clap

□拍手@
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ぽかぽかの昼下がり。
隣には満腹になって瞳を閉じて横になってるナルト。

今日は久しぶりに任務がなく3人でこの原っぱでお昼を食べようと最初にサイを誘おうとしたら、すかさず断られた。
『たまには2人きりで過ごしたら?』と。


サイの言葉に苦笑しながら、もう一人のチームメイトを誘って今に至る。


お昼ご飯も食べ終わって、のんびり過ごす。
昔よりも大人っぽくなったナルトの寝顔を見てると口が緩む。


そして太陽の匂いがしそうな髪を優しく撫でて、唇を落とした。


「好きよ……ナルト…」


すると、眠っていたはずのナルトの瞳がパチッと開いた。
サクラは驚いて、ナルトから顔を遠ざける。


「………///」


「寝込みを襲うなんて…サクラちゃんも悪趣味だってばよ」


ナルトは、片目を閉じて真っ赤になってるサクラを面白そうに見て笑う。


「起きてるなら、起きてるっていいなさいよ!!」


サクラはナルトの頭を恥ずかし過ぎて思わず殴る。


「………ってぇ…まぁ、そんなサクラちゃんも俺は好きなんだけど」


ニヤリッと笑うナルト。
さらに真っ赤になるサクラ。


「ば、馬鹿じゃないの!?///」


「かもね、サクラちゃんにだけだよ」


ナルトは、穏やかに笑う。他の女の子にそんな顔しないでよねと思いながら、サクラはナルトの隣に倒れ込んだ。

そして、ゆっくり瞳を閉じる。
ナルトの寝息を聞きながら…
二人っきりの穏やかな昼下がり。


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タイトルつけるとしたら…『昼下がり』でしょうか?(笑)

思わず寝込みを襲うサクラちゃんに気づいたナルト
私の中でナルトとサクラちゃんは公認カップルです☆
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