《裏》妄想文
□【アレ神】たまには良いかも
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「…神田、感じたんですか?」
「馬鹿言ってんじゃねぇ!」
アレンはクスっと笑うと神田の腕を掴み、どかそうとする。
「ねぇ、顔を見せてください。」
「うるせ…黙れ…っ」
顔を隠す腕に
細くしっかりとした美しい漆黒の髪に
軽く口付ける
「お願いします」
アレンが優しく囁くと
ゆっくり、神田は腕をおろした。
「あんま…見んじゃねぇよ…」
プイっと横を向いてしまった神田。
アレンは初めて神田を可愛いと思った。
今まではクールで格好良い
強いけれど少しいやらしい
そんな面しか見ていなかった。
そんな神田が
照れている。
アレンの男心が疼いた。
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