《裏》妄想文
□【神アレ】神田のじゃなきゃ
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神田を探して教団内をうろうろしていると、突然後ろから何かがズシッとのしかかってきた。
「う、わ…っ!何ですかっ!?!?」
驚きながらも態勢を整えようとした時、一番聞きたかった人の声がした。
「コレくらいでふらついてんじゃねーよ。」
「神田!」
ニヤっと笑う神田を見て、嬉しくなり思わず笑顔になってしまう。
「なに嬉しそうな声だしてやがる。」
「だって、今神田に会いに行くところだったんですよっ。それなのにこんなところで会えるなんて、運命的じゃないですか?」
「よくまぁそんな恥ずかしいセリフを言えるな…」
そう言い苦笑いするもどこか嬉しそうだ。
「に、しても…遅かったじゃねぇか。今朝戻ってきたんじゃねぇのか。」
「あぁ、疲れて寝ちゃったんですよ。昨日寝てなかったもので。」
「ほぅ…じゃあ、今は疲れてねぇんだな。」
「…はい。」
アレンの返事を聞くとニヤリと笑い、自室への歩みを早めた。
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