ちょこっと文
□快楽
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凛としたその姿を
僕は何度汚したことだろう
ふさいだ唇をこじ開け
透き通るようなほど白い肌に舌を這わせ
紅を散らし
異物を拒む様に閉ざされた秘部を
何度となく犯し続け
波打つ快楽に抗えず
全てを君の中に吐き出す
後で悔やむのを恐れるくらいならヤるんじゃねぇ。
全て終わった後
僕の心を読むかのように
君はそう言う
後悔などしていない。
でも僕は恐れている。
だって僕は
体に感じる快楽よりも
快楽に溺れ
苦しそうな君の顔に
欲情してしまっているのだから。
好きです
神田。
それ故に僕は自分を恐れる。
考えてしまうんだ。
君のその美しい顔を
次はどうして歪ませてやろうかと
それだけが
僕の楽しみなんですから。