《裏》妄想文
□【神アレ】神田のじゃなきゃ
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今朝任務から帰ってきた僕は、疲れと睡魔に負けて部屋に戻るとすぐに眠ってしまった。
起きたのは夕方。
第一に激しい空腹感に教われたため、食堂へ駆け込んだ。
「ジェリーさん、おはようございます。」
「あら〜ん、アレンちゃん。今はもう夕方よ。」
「へへへ、今さっき起きたもので。それよりジェリーさん、僕お腹すいちゃいました…。」
「あらあら大変!今すぐ作ってあげるから、待っててねん☆なにが良いのかしら〜ん?」
一通り注文して料理を受け取り席を探すべく食堂内を見渡した。
「おーい、アレ〜ン」
振り向くとブンブンと手を振っているラビとリナリーがいた。
「こんばんわ、ラビ、リナリー。二人で食事ですか?」
「あぁ、これから二人で任務だからなー。」
「アレンくんは今朝帰ってきたのよね、お疲れ様」
ニコっと笑いながらリナリーがコップに水を注いでくれる。
「ふぁりふぁほぉ(ありがとぉ)」
「アレン…、口に物が入ってる時にしゃべんなよ…。なに言ってるかわかんねぇ…って、聞けよアレン!」
そんなラビの言葉を聞き流しながら次々と口に物を運んだ。
机に山盛りあった食物が物の15分で綺麗に消えた。
「相変わらずはぇーな、アレンは。」
「本当、どこに入ってるのかしら…。」
二人はアレンの食事っぷりに呆気にとられてしまった。
「ごちそうさまでした。さて、と。すみません、僕神田のところに行くのでお先に失礼します。」
「相変わらず仲良しね。」
「明日は動けないな、アレン」
「へへ、じゃあ失礼します」
そう言うとアレンは食堂をあとにした。
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