妄想文

□【神アレ←ラビ】ケーキ
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「アレ〜ン、ケーキあるけど食うかぁ?」


突然ドアがバンっと開いたと思うとニコニコ顔のラビが入ってきた。


「ケーキ!食べます!いただきます!!」


あ、いけない…よだれが
ラビってば、たまには気が効くじゃないですか。


「いっぱい買って来たけど、どれ食う?
チョコにショートにモンブラン。それに…」


僕が紅茶を入れていると、ラビはいそいそとケーキを箱から出し始めた。


「俺はねぇ…」

「出来れば全部(ニコッ)」

「…」


あれ、ラビが悲しい顔してる。


「あ…アレンさん…俺も食いたいんだけ…」

「もやし、いるか!」


またドアがバンっと開いた。
この呼び方をするのは…


「もやしじゃなくてアレンです!
いったいいつになったら覚えるんですかね、このバ神田!」


「お〜、ユウ。ユウもケーキ食う?」

「その名を呼ぶなっ!」


わ〜お、殺気漂ってますよ、神田さん…。
六幻に手を掛けちゃってるし


「人の部屋で暴れないで下さい!で、なんですか?」

「は?別に何もねぇよ」


なんだこの人は?


「用があったから来たんじゃないんですか?」

「用がなきゃ来ちゃいけねぇのか?」


う〜ん、なんなんだこの人は…。


「なになに〜、アレンに会いにきたんさ?」

「ちっ」


え、何、この反応。
まさか本当に僕に会いに…
どうしよう、ちょっと嬉しい…。


そんなこんなしてるうちにラビがすっかり用意をしてくれていた。


「まぁまぁ、んな事どーでもいいからさ。
早くケーキ食おうぜ☆」


3人分の紅茶にお皿…


「ぅえ?神田も食べるんですか?」

「ふん、貴様等がどーしてもって言うから、食ってやるんだ!」

「頼んでなんかいませんっ!
むしろ僕の分が減るんで帰って下さい!」


僕と神田のやりとりをラビがニコニコしながら見てる。


「ほい、アレンはショート、ユウは甘さ控えめチョコケーキ。
んで俺はモンブラン」

「ケーキ!神田なんてほっといていただきましょ。」

「んだと!もやしテメェ!」

「いただきまーす」







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