妄想文
□【神アレ】幸せ
3ページ/5ページ
「あの、あのですね、神田。早とちりしないでちゃんと聞いて下さいよ。」
「寝るって言ったじゃねぇか。一緒に寝てヤるよ。」
「…睡眠ですよ?」
「は?聞こえねぇ。」
「睡眠を取るんですよ!」
「あ?なんか言ったか?」
フイと横を向き何も聞いていないかの振りをする。
いぢわるな顔。
うっかり口が滑って…
「〜っ!もう良いです!
ラビのとこに行…」
「おい、コラ(チャキッ)テメェ何ほざいてやがる。
俺以外の奴と寝るなんて許さねぇぞ。」
六幻を突き付けられてしまった…。
「あ〜、じ、冗談です…よぉ…。」
「ったりめぇだ。おら、早く来い。」
引きつった笑顔で冷や汗を流す僕。
グッと抱き寄せられ、神田の胸に顔を埋めてしまう。
「眠るだけですよ?」
「…わかってる。」
「ふふっ///ギュッてして下さいね?」
「お前の淋しさが紛れるくらい抱き締めてやる」
「神田?」
「あ?」
「好きです///」
「チッ、黙れ。襲うぞ。」
「黙ります。」
「!!!」
.