ハガレン不動産 小説
□音
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翌朝…みごとな雨っぷり
「エドワード君。今日は予約が入っているわ。14時からと16時から。お願いね」
と見目麗しいホークアイ部長に渡された顧客名簿。
「私も午後からそっちに行こう」
来るなバカタング店長!
「なんだね。その嫌そうな顔は?」
「…いいぇ。宜しくお願い致しますぅ」
溜め息をつく店長に軽くガンを飛ばし、ホワイトボードに出社内容と帰社時間を記入した。
「大将、今日はいつものアレやめろな」
「先輩?」
ハボック先輩は煙草を吸いながらオレの側に来た。
「悪いことは言わねぇから。な?」
オレの頭を軽く2回叩き持ち場に戻って行った。
なんだろぉ……
「今日も1日やるぞ!!」
「おー!!!!」
マスタング店長の気合いにオレ等も賛同した。