ツナヒバ
□Forgive me…!
1ページ/1ページ
もう嘆き声も聞こえない
「んァァ!」
グチャグチャと卑劣な音が響き渡る
真っ暗な冷たく無機質な部屋。
その中で何一つ身に纏わず自分に押し倒されて涙目で喘ぐ彼。
「ねぇ泣かないで、雲雀さん」
綺麗な顔が台無しですよ、なんて。
全部俺がやってる事なんだけど。
「やめて、やめて、やめて…」
「どうしてやめなきゃいけないんですか?」
俺はこんなに貴方を愛しているのに。
独占して何が悪いのかな
貴方は孤独が好きなくせに
いつも周りに人間がまとわりついてる
「俺だけ見てくれれば良いんです」
もう貴方には光も何も与えない。
だって俺だけの物だから。
「ねぇどうし、て…あぁ、ヤダ、もうヤメ…て!」
「愛してます、雲雀さん」
ただ、監禁する事でしか、伝えられなくてごめんなさい。
もう、一生愛し合うことは出来ないかもしれないけれど。
「ひ、アァァァ、!」
「ずっとこの部屋で遊びましょうね、恭弥」
絶望に満ちた瞳に俺だけが写るまで
そんなに時間はかからないかもね。
こんな俺を許してください
(それは、二度と叶わない願いだろうけど)
----------------------------------------
狂ってる綱吉と監禁ネタ好き!
ムクヒバでも書いてみたい。
・・・なんか雲雀ゴメン。←