ツナヒバ

□僕はまた罠に堕ちる
1ページ/1ページ


雲雀女装アリ。

ツナがひたすら黒い。








「あぁ、似合いますね」

「ふざける、な・・・。」




薄々気付いてはいた。
彼の趣味が…変わっていると。
変わっている、どころじゃないかもしれないけど。


「ねぇ雲雀さんこれ飲んで」

「・・・ヤダよ」


いきなり目の前に差し出されたのは、何なのか分からない丸い物体。
そんな怪しい物飲めと言われて素直に聞く奴がどこに居ると言うのか。


「じゃぁ飲ませてあげますよ」

「な、んっ・・・」


いきなり顎をつかまれて
口移しで無理矢理飲まされた。
いったい何なのだろうか。
何だか眠くなってきた・・・
毒薬でも飲ませたのかこいつと思いながら
薄れていく意識の中黒い笑みを浮かべる彼の姿を見たのが最後だった。




目を覚まして現在


「・・・何こ、れ・・・」


頭が真っ白になりそうだった。

だって僕が着ていたものは・・・


「嗚呼、お目覚めですか??」


恭弥。

名前を呼びながら妖しい笑みを浮かべる。
いつからだろう、彼がこんな顔をするようになったのは。


「何を・・・したの」

「さっき飲ませたもの。睡眠薬ですよ。まさかあんなに早く眠ってくれるとは思わなかったけどね」


フフッ、と小さく笑う。
だからって何で


「こんな格好・・・」

「すごく似合ってますよ、雲雀さん」

そういいながら赤いタイに口づける彼を睨みつける。
スカスカした足元が気持ち悪い。


「学ランよりこっちの方が良いんじゃないですか・・・・セーラー服の方が。」


そう、僕が着ているもの。
それは・・・セーラー服。


「ふざけるな」


拳を一発喰らわせようとした
でも腕がびくともしない


「なっ・・・!!」


空しくも頭上できつく縛ってひとつに纏めらている。
ヘタに動かせば縛っている鎖が食い込んで痛い。


「何の真似・・・」

「雲雀さん、縛っとかないと逃げるでしょう?」


それは当り前だ、大体こんな状況の時はろくなことがない。


「それにしても・・・雲雀さん、よく寝てましたね。・・・挿れても起きないんだもの」

「え?」



カチッ


「んアァァっ!?」


寝ている時に挿れられたであろう物がいきなり動き始める。
リモコンを手にクスクス笑うなんてどう考えても悪魔だ。


「止めっ、イヤだぁ!!んっ」


刺激を避けようと暴れまわるがきつく縛られた腕でのせいでどうしようも出来なかった。
せめての救いなのは硬い床の上ではなくベッドの上だった事。


「まるで女の子犯してるみたいですね」


そんなに高い声出して、
そう言いながらスカートに触れようとする彼の腹を唯一自由だった足で一発蹴りを入れようとした
が、その足を掴まれ足を思いっきり開かされる。
スカートが捲れ上がり


「んな」


見えたのは・・・女物の下着。


「すごく似合ってます雲雀さん」


ニコニコと笑いながら脱がせようとする彼。


「こ、の…変態っ…!!」

「なんとでも」


こういう時だけ手が早い。
いつの間にか剥ぎ取られていた。


「あーあ、グチャグチャですよ」

 
 








---------------------------------------

続きます。
エロいのをとにかく書けるようになりたくて
突発的に出来てしまいました、えへ。←




[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ