三成×左近・孫策×左近 お話

□久しぶりの
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その時である。

障子がスパーンと勢いよく開いて。

「調子に乗るではないわ。クズが。」

石田三成その人が入ってくると、伏犠に向かって、志那都神扇を振り下ろそうとすれば、伏犠は自らの一物をしまい、慌てて立ち上がって。

「お主が石田三成か?」

「ああ、俺が三成だ。左近は俺の妻だ。妻に手を出すとは容赦はせぬ。」

左近が三成の方を見て。

「ああ…殿…この方は伏犠さん…仙人なんですよ。俺の知り合いでしてね。許してやってくれませんか。」

「しかし、左近。」

「殿…来て下さいよ…殿は左近に仕置きの為にこのような事をしたんでしょ。左近は長い間、殿から離れていましたから。もう…離れませんよ。左近はずっと殿のお側に居ますから。」

「ああ、お前は俺を一人置いて、軍師風を吹かせ遠呂智を倒すという事をやっていたらしいな。お前の知略は俺だけの為に使えばいい。妻が夫をほっておいていいと思っているのか。」

「だから、さっきも謝ったじゃないですか。殿…来て下さいませんか…この場で左近を…」

三成は驚いたように左近を見やり。

「いつも嫌がるではないか。今は目の前に仙人が居るぞ。」

「ハァハァ…もう、左近の身体は耐えられなくて…殿…左近を抱いてくれますかね。」

三成は伏犠を押しのけると、左近の両足を引き寄せて、勃ち上がった一物を取り出し、当然とばかり左近の蕾に押し当てる。

伏犠はその様子をあっけに取られたように見つめていた。

やっとの思いで口を開く。

「三成なら良いのか?名軍師の島左近とあろう男が。」

伏犠の問いに左近は伏犠に視線を向け。

「アンタだってさっき契ろうとしたじゃないですか。」

三成に視線を移し、熱に浮かされたようなそんな目で三成を見つめ

「殿は左近の全てですよ。」

その言葉を受けて三成は嬉しそうに。

「よくぞ言った左近。褒美に喜ばせてやろう。」

体重をかけ、グググと勃ち上がった一物を左近の蕾へゆっくりと挿れて行く。

待ちわびていた三成の熱い物の感触に左近の身体が喜びに震える。

「ああっ…殿…気持ちがいいですよ…もっと奥に…もっと奥に入ってきてくれませんかね。」

「言われなくてもそのつもりだ。」

ズチュっと一気に腰を叩き付け深々と左近を貫けば、左近は身をのけぞらせ。

「あああっ…殿っ…殿っ…」

「もっと良くしてやるぞ。」

ズチュっグチュっと激しく動き出し、腰を叩き付け、左近の中を擦り上げてやれば。

左近は一物を勃ち上がらせ、蜜をしたたらせながら身体の奥に感じる快感に激しく喘いで。

「殿っ…いいっ…いいですっ…」

三成が左近の一物に指を絡ませ、根本から先端まで腰の動きに合わせ、何度も強く擦りあげれば、左近は身を震わせて。

「んっ…ふぅっ…殿っ…好きですっ…ああっ…殿っ…」

「俺もだ。左近…」

その様子をずっと見ていた伏犠。あきらめたようにふいに笑い出した。

「ハハハハハ。この様子じゃわしの出る幕はなさそうじゃのう。左近。三成と幸せになれよ。」

「ふ、伏犠さんっ…」

「お主は三成に抱かれている時が一番、綺麗じゃわい。」

そう言うと、背を向けて部屋を出て行ってしまった。

三成は左近に対して腰を動かしながら。

「やっと出て行ったか。あの仙人。」

「あっ…ハァ…んっ…気になるんですかい?」

「俺の妻に手を出そうとするとは。左近。お前は俺の物だ。」

「んんっ…左近は殿の物ですよ…」

ふいに身を震わせると三成は。

「そろそろ出すぞ。」

「ああ、殿の子種を左近にっ…」

「たっぷりと注いでやる。」

熱い蜜を左近の身体の奥にたっぷりと注ぐ三成。

左近はその熱さを身を震わせながら受け止めて、それと同時に自らの一物からも蜜をビクビクと吐き出して。

ズルリと三成が一物を左近から抜き、左足を縛っていた紐と手首の布をほどいてやれば、左近は身を起こして痛かったのか、痣の出来た手首をさする。

タラタラと蕾から流れる三成の精…

畳を汚す様子に左近はため息をつきながら、三成に向かって。

「俺がおなごなら殿の子を作って差し上げられるのに、注いだ子種を形に出来ないんですよ。俺は。それでも…殿はいいんですかい?」

「ああ、かまわぬ。俺には左近さえ居ればそれでいい。」

「殿。もっと左近を抱いて下さいよ。久しぶりに会ったんです。奥の部屋でもう一度。」

「いくらでも抱いてやろう。左近は俺の大切な妻だ。」

「嬉しいですよ。殿。」

左近は立ち上がる。纏っていた陣羽織と着物を脱ぎ捨てて全裸になり、奥の部屋へ歩き出す。

襖を開けて左近が部屋に入れば三成は左近の後に続き奥の部屋へと入っていくのであった。

雨に霞む空が暗くなって夜になって行く。

熱い二人の夜はこれから…更に続くのであった。
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