伏犠×左近 お話

□川辺での・・・
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再臨した遠呂智を倒した後、伏犠の前で馬に乗る左近。
伏犠が左近に「どこに行く?」
と訪ねれば左近は伏犠に背を向け馬に揺られながら
「もう一人の意地っ張りがどうしてるかと思いましてね。」

伏犠は遠くなる左近の背を見つめながら、左近は自分の主君である三成の元へ戻るのだろうと、心の底から寂しさを感じた。
軍略家としての能力、武将としての力、島左近という人物を深く知るにつけ、いつの間にか伏犠は左近の事を好きになっていたのだ。
左近は男性である。しかし伏犠に取ってそんなのは関係なかった。

馬を引っ張って来ると自分も飛び乗って左近の後を追いかけ始める。
左近は急ぐ訳でもなくゆっくりと馬を進めていたからすぐに追いつく事が出来た。
左近は伏犠に気が付いて、振り向くと。
「なんです?まだ何か用があるんですかい。当分は勘弁して下さいって言ったでしょ。」
「いやその…なぁ左近…」
「それとも見送りでもしてくれるんですかね。」
「まぁ…ハハハ。そんな所じゃ。」

伏犠としては言い出せなかった。
好きになる気持ちに相手の性別は関係ない。しかし、左近にとっては大いに関係あるだろう。
行動を共にしていて左近の艶っぽい夜の戦果話は、食の席で嫌って程、聞いてきた。
共にいる仲間や兵達は左近のそんな話を聞きたがっていたものだから…
左近の夜の戦果話にでてくる相手は決まって女性である。
そんな左近に自分の気持ちを打ち明けた所で、望みは叶わないだろう。
だがもう少し、左近と共に居たい。このまま左近と別れたくない。

左近はふいに道端に馬を止めると馬を降りてしまう。
伏犠も馬を降りながら左近に尋ねた。
「どうしたのじゃ?」
「ちょっと汗を掻いたんで水浴びでもして行こうと思いましてね。伏犠さんも一緒に如何です?」

左近はさらりと言うと、川辺に近づく。
川は澄んだ水がゆったりと流れてそれ程、深い訳では無く。
左近は伏犠の前で自ら持っていた武器、猛壬那刀を川辺の岩に立てかけて置くと、まとっている物を脱ぎ始めた。
鎧や着物を脱ぎ捨て、下に履いている物も全て脱ぎ捨て、褌まで取り去って。
全裸になる。

左近は用心深い男だ。外で何もまとわず全裸になるなんて事は今まで無かった。
遠呂智を倒したからだろうか?
左近程の男に気の緩みでも出来たのであろうか?

そう考えて居ると左近が何も隠すことも無く、伏犠の方に身体を向ける。
引き締まった贅肉等ついていない男らしい身体。今までの戦で受けた傷だろうか。
身体には刀傷が数カ所ついている。
左近が普段自慢しているだけの大筒は、濃い茂みの下に見えて。
左近は伏犠に向かって長い髪をゆっくりと掻き上げて、ニヤリと笑えば伏犠の喉がゴクリと鳴った。

男だと言うのに何て色気があるのだろう。

伏犠は思わず左近に向かって叫ぶ。
「誘っているのかのう?」
「さぁ…どうですかね。」

身を翻すと左近はゆっくりと川に向かって歩を進める。
背を向けた事により左近の引き締まった尻が露わになり。

あの尻を揉みしだいたらさぞかし触り心地がいいだろう。あの奥に秘められた蕾はさぞ狭く熱いに違いない…伏犠は熱い妄想に駆り立てられて。
ふらふらと左近に近づき、ぐっと背後からその身体を抱きしめて左近の耳元に向かって熱く囁き。
「誘っている…違うのか?」
「何で…誘っていると思うんです?」
「わしの前で全裸になりおって…」
「左近は水浴びがしたかっただけですよ。」

「左近っ…左近っ…お主が好きじゃ…」
「伏犠さん…」
伏犠が強く左近を抱き締めながら、更に熱く左近に向かって囁く。
「どうかその身体をわしに食わせてくれぬかのう…」
左近は伏犠に顔だけ向けて囁くように。
「一度だけですよ…頑張った仙人さんに左近からご褒美って事で。」

伏犠は左近の首筋に唇を落とすとちゅぅっと強く吸い上げる。
左近はビクンと身を震わせて、熱い息を吐きながら。
「いつも俺を見ていたでしょ…その熱い視線で。舐めるように…今にも飛びかからんばかりに…」
唇を離すと伏犠のでかい手の平で左近の右乳首に手を回しをまさぐるようにその尖った乳首を転がすように堪能し、左腿もぐっと掴むと揉むように撫で回し、その引き締まった肌触りを楽しみながら。
「ああ。見ていた。食ったら美味そうだと…なんて手触りじゃ。これぞわしの求めていた手触りじゃ。引き締まっていて弾力があって…」


「ああっ…やっ…伏犠さんっ…」
左近の甘い声に伏犠はぐっとその大筒を手で掴めば、興奮したように硬く勃ち上がり始めていて。
「いい大筒じゃ…こいつでおなごを鳴かせて来たのかと思うと興奮するのう。」
手で包み込み強く擦り上げれば左近はビクビクと身を震わせて。
「んっ…ああっ…でもっ…伏犠さんは欲しいでしょ…俺の身体の奥の奥まで…」
「そうじゃ。わしが欲しいのはお前の身体の奥…そこにわしの大筒を打ち込みたい。」

「ハァハァ。んふっ…そんなに強く擦ったらイっちまうじゃないですか…」
「まずは一回、イっておくかのう?」
「ああっ…やぁっ…」
大筒を擦りながら、片方の指で左近の左乳首を抓り上げてやれば、左近は身を更に震わせて。
指で強く左乳首をこね回して、大筒も更に激しく擦り上げてやれば左近は今にもイきそうに大筒から蜜をタラタラと零して。
「イくっ…ああっ…イっちまいますよっ…」
ついに耐えきれず熱い蜜を大筒から多量に吐き出して、地に撒き散らし。

伏犠に身を預け息を荒げている左近。
その左近の身を川辺の草原に仰向けに押し倒す。
思いっきり両足を広げ、秘められている蕾をさらけ出せば、左近は顔を赤くして。
「久しぶりなんです…ゆっくりと拡げて下さいませんかね。」
「左近はここに挿れられた事があるのか?」
「そりゃ俺だって若い頃には、どうしよもない事だってありますよ。」
「そうじゃな。左近の国の者は小姓として主君に仕える風習があると聞いた。」
左近は瞼を瞑って。
「殿と身も心も一つにして、仕えるのが臣下の勤めですから…」

伏犠は指を二本、すぷりとその蕾に押し込めば、左近は目を見開き、掻き混ぜるように拡げるように指をクネクネと動かせば、左近は眉を寄せて。
「痛いっ…ハァハァ…探してみてくれませんか…気持ちよくなる所があるんですよ。」
「気持ちよくなる所?」
「ええ…擦って…中を擦ってみてくれませんかね…」

伏犠は指先を動かし、とある膨らみを見つけると強く擦り上げてやる。
左近は身をビクビクと震わせながら。
「あああっ…おかしくなるっ…あうっ…そこですよ…伏犠さん…」
「ここのようじゃな。って左近。締め付けが強くなった。もう少し緩めてくれぬか。」
「無理ですっ…あう…あああっ…あ…」
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