幸村×趙雲 お話

□赤い月14
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「幸村殿っ…今宵は勘弁してくれないか…」
「何で嫌がるんです?趙雲殿。」

布団に夜着姿の趙雲を押し倒す幸村。しかし、趙雲は嫌がって首を振る。

二人は三成、左近と共に呉から佐和山に帰ってきた。三成が左近を助け出したからである。
しかし、真田の屋敷を追い出されている幸村、そして趙雲は行く場所が無い。
それで、今、佐和山の城の一室に居るのだが。

嫌がる趙雲に、幸村は甘えるように趙雲に抱きついて。
「私は趙雲殿が欲しいのです。」
「私は…もう、武将でも無いのだ…武将として役に立つと思われて居ないのだ。」

趙雲の呟く言葉に幸村はゆっくりと身を起こして布団に座りながら。
「昼間、言われた事を気にして居るのですか?」
「男として気になるであろう?必要ないと言われれば。」

そう、昼間、幸村と趙雲は三成に頼み込んだ。
幸村が三成に向かって。
「どうか私達をこの城に置いて下さいませんか?行く所が無いのです。力になりますから。」
三成は頷いて。
「幸村が力になってくれるとは頼もしい限りだ。好きなだけこの城に居るがいい。しっかりと働いて貰うぞ。覚悟しておくが良い。」
趙雲も。
「私も役に立ちたい。どうか三成殿。」

趙雲に対して三成は。
「俺は貴殿の力を必要としていない。この城に居たければ滞在していて構わぬ。幸村の身内だからな。」
そう言い捨てると三成は趙雲には用が無いとばかりに、幸村に。
「改めて部屋を用意させよう。今日はゆっくりと休み明日から仕事をして貰う。良いな。幸村。」
「ありがとうございます。三成殿。」

趙雲は昼間の事を思い出してため息をついた。
幸村に向かって。
「確かに私は幸村殿の妻だ。でも男なのだぞ。槍の腕だってそれなりに自信はある。それなのに。」
幸村は趙雲を宥めるように。
「三成殿に何かお考えあっての事でしょう。この城に居ていいと言って下さったのです。趙雲殿は私が面倒を見ます。ですから…」
「今宵は寝る。」
「趙雲殿?」
「その気にならぬ。」

幸村は趙雲に向かってにっこりと微笑んだ。
「その気にならないのなら、無理矢理犯ります。だって趙雲殿は私の妻でしょう?違いますか。」
「幸村殿っ…だが私だってその気にならぬ時だって…」
「三成殿に頼んで借りてきたんですよ。」

幸村が手にした物を見て趙雲は驚いた。
天狗の面。鼻の部分だけが異様に太く、男根の形をしておりイボがいくつか着いていて。
「これで、虐めて差し上げます。我が儘を言う妻のお仕置きに丁度いいでしょう?」
「嫌だっ。こんな太い物を挿れられたら…」

面から鼻の部分を取り外して、幸村は異様な形の鼻先に舌を這わせながら。
「気持ちよくて、身体がおかしくなってしまうでしょうね。そんな貴方を見たい。」

趙雲は立ち上がり部屋を出て行こうとした。
幸村が背後から呼び止める。
「趙雲殿は私が好きでは無いのですか?」
「幸村殿…」
「私は好きで好きでたまらないのに。」

部屋に戻り身を屈めて幸村の身体を抱きしめながら。
「私も幸村殿の事が好きだ。」
「だったら、足を開いて…私の言いなりになって下さいませんか。」

趙雲は頷くと夜着を脱ぎ捨て全裸になる。

色が白いが鍛え抜かれた身体がさらけ出されて。
布団の上に仰向けに寝転がると、顔を赤くしながら足をおずおずと開いて。
幸村はまず指を二本、趙雲の蕾の中に入れて慣らすように掻き混ぜ、擦り上げる。
趙雲は幸村の指先が前立腺の辺りを擦り上げるたびに一物を興奮させ、勃ち上がらせて蜜をその先から零しながら。
「ああっ…あうっ…ハァハァ…気持ちがいいっ…もっともっと擦って…」
「指だけでこんなに感じて…本当に趙雲殿は可愛いです。でもこの天狗の鼻はもっと気持ちが良くなりますよ。左近殿も喜んでいるって三成殿が言っていましたから。」
趙雲は目を見開いて。
「左近殿の中に入った事がある物なのか?」
「三成殿に借りてきたって言ったでしょう。」

あの異様な形の物が左近の中に入って…
さんざんあの長い髪を振り乱して、喘いでいる左近の姿が脳裏に浮かんで…
幸村が趙雲の耳元で囁く。
「左近殿の事を考えてしまいましたか?」
「ハァハァ…そのような事を言われたら想像してしまうであろう…」
「趙雲殿は左近殿より淫らで綺麗ですよ。それを楽しむ事が出来る幸村は幸せです。」

指を引っこ抜くとその天狗の鼻先を押し当てて、ズズズと趙雲の中に沈めて行く。
「ああああっ…ふ、太いっ…ハァハァ…」
「力を抜いて…ほら、半分まで入りましたよ。」
「ひぃっ…嫌っ…嫌だ…壊れるっ…あああっ…あうっ…ひぃっ…」

勢いをつけて幸村が天狗の鼻を趙雲の再奥まで一気に叩き込んだのだ。
足を限界まで開かれて天狗の鼻を根本まで押し込まれ。
趙雲は涙を流しながら。
「痛いっ…幸村殿っ…痛いから…」
「大丈夫です。趙雲殿。動かせば気持ちよくなりますから。」

そう言って幸村が天狗の鼻を動かし始める。
ズチュっグチュっと音をさせて天狗の鼻は、それについているイボは趙雲の蕾の内壁を強く擦り上げ、前立腺を強く刺激する。
痛みと共に激しく感じる快感に趙雲は一物から一気に熱い蜜を吐き出してしまい。それでも構わず幸村は締め付けの強くなった趙雲の中で天狗の鼻を強く擦りつけるように動かし続け。

「ああっ…ハァハァっ…あっ…あっ…ひぃっ…んっ…」
「もう、イってしまって。趙雲殿は可愛いです。」
「嫌っ…ああっ…おかしくなるっ…んっ…ああっ…あうっ…」
「あまりにも可愛らしいから私も興奮してしまって。」

幸村は一物を逞しく勃ち上がらせて。
趙雲に向かって。
「でも貴方の中は天狗の鼻に占領されてしまっているから。」
天狗の鼻を深々と突っ込んだまま、趙雲の両腿をしっかり閉じさせて。
「今日は私は貴方の腿を味あわせて貰います。」
ズチュっと趙雲の腿の合わせ目に一物を突っ込む幸村。
引き締まった趙雲の腿の間で一物を擦りながら。
「たまにはこういうのもいいですね。気持ちが良い。貴方の腿は…気持ちがいいです。」

趙雲は身体の奥に突き刺さる天狗の鼻と、幸村が自分の腿の間で一物を擦るという異様な行為にただただ、涙を流しながら、身を震わせて。
「んっ…んっ…幸村殿っ…身体の奥が熱いっ…幸村殿が欲しい。こんな物より…」
「解りました。」
ズリュっと音をさせて一気に天狗の鼻を引き抜く。
そして開ききった蕾に幸村は自らの一物を突き立てた。

「ああっ…ひぃっ…」
趙雲はその衝撃に身をのけぞらせて。
幸村は一気に腰を叩き付け、激しく一物を動かし始める。
「ああっ…はぁっ…激しいっ…いやっ…あうっ…あうっ…幸村殿っ…」
ズチュっグチュっと音をさせて激しく腰を叩き付けながら。
「ハァハァっ。趙雲殿っ…好きですっ…貴方の中は…気持ちが良いっ…」
「幸村殿っ…幸村殿っ…」
「ああっ。でももうっ…」

グチュっと音をさせて思いっきり腰を叩き付け、幸村は若い精をしたたか吐き出せば趙雲はその熱さに身を震わせ一物から再び蜜をはき出して…

幸村は横向きに転がると繋がったまま趙雲を抱き寄せて。
「激しくやりすぎてしまいました。」
「ハァハァ…かまわない。私は幸村殿の妻なのだから…」
「愛しています…趙雲殿。」
「私も好きだ…」


心地よい互いの体温を感じながら、疲れ切った二人はそのまま眠りについてしまったのであった。
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