幸村×趙雲 お話

□赤い月7
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ズチュっと一気に趙雲の蕾を幸村の若い一物が貫けば、趙雲は悲鳴を上げて。
濡れた床の上で趙雲に向かって幸村は激しく腰を動かし、趙雲の内壁を一物で強く擦りあげれば、
あまりの快楽に趙雲は鳴いて。
「ああっ…幸村殿っ…幸村殿っ…」
「ハァハァ…気持ちがいいですか?」
「気持ちがいいっ…幸村殿は??」
「趙雲殿の中は最高ですっ…」

ズチュっグチュっと音をさせ、激しく腰を叩き付け、二人は我を忘れて獣のように交わって。
趙雲がふと上に視線を向けてみれば、人が上から数人見下ろしているのに気が付いた。
「ハァハァ…幸村殿っ…人が…人が見て…」
「かまいません。今更、止められない。続けましょう。趙雲殿っ…」


「幸村っ。いい加減にしないと。」
その時、上から声が降ってきた。
階段の所に浴衣姿の左近が立っていて。
幸村は趙雲を犯しながら。
「何です。左近殿っ…今、良いところなのです。」
「皆、興奮して今にも飛びかかりそうでしたぜ。投げ飛ばしておきましたが。俺と殿と違ってお二人の交わりは美しいですからねぇ。」
「ハァハァ。でしたらついでです。終わるまで見張っていてくれませんか?」
「ハァ…仕方がありませんな。早く終わらせて下さいよ。」

趙雲は恥ずかしかった。
他の皆にも見られて、おまけに左近にも見られている。
それでも幸村の熱さを感じていたい。
「幸村殿っ…ハァハァ…ああっ…ハァっ…んっ…」
「趙雲殿っ…可愛い…可愛いですっ…でもそろそろ…注がして下さいっ…」
「来てっ…沢山、私の中に…」
「趙雲殿っ…」

幸村が激しく腰を叩き付け、趙雲の再奥に熱い蜜を注げば、その衝撃で趙雲も一物から激しく蜜を撒き散らし。

息を荒げて居ると幸村が愛しげに趙雲の唇に口づけを落としてきたので、趙雲も瞼を瞑ってその口づけに答え。
幸村の髪を梳くように撫でながら。
「幸村殿…好きだ…」
「私も好きです。趙雲殿…」

左近が咳払いをしたので、二人は慌てて身を離して。
湯で身体を流し、床も綺麗にすると。
左近が皮肉っぽく。

「他の客の迷惑ですぜ。さぁお二人さん。上がりましょうか。」
幸村が左近に近づいて。
「人の事、言えないと思いますが。さっき風呂場で変態さん二人組がヤりまくっていたって聞きました。」
左近は何とも言えない顔をしたが、先に歩き出したので、幸村は趙雲を労るように肩を貸しながら、階段を上れば。
3人ばかりの男が素っ裸で床で伸びているのと、他の数人の客がじろじろとこちらを眺めていて。

それでも後悔はない。
愛しい幸村とその身が重ねられるなら。
趙雲は幸村の手をぎゅっと握り締めたら、幸村も握り返してきて。
何とも言えない幸せを感じながら趙雲は幸村とその場を後にした。

そう、これから夜が来る。
熱々夫婦の夜はこれから…それを思うと趙雲の身は熱くなるのであった。
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