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□夏は極限に暑い
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並盛町にある笹川家で、夏休みを満喫…をしているのかは不明だが、二人の青少年?がいた。
今日の最高温度は32度。猛暑日だ。
なのに何故か、この家は全くと言っていいほど涼しくない。
その理由はエアコンも扇風機も壊れているのが原因だったりする。
これは、そんな笹川家で過ごす人たちのまったりと言っていいのか分からない、否、言ってしまおう!という、無謀な挑戦をした、馬鹿な作者が書いた話である。


「…雲雀ー、生きてるかー?」

「……一応」

「…そうか…」

「…………」

「……………」

「………………」

「…………………」

「……極限に暑いぞぉおおお!!」

「了平のほうが暑いよ。むしろ、暑苦しい。また、極限って言ったら…」

「…言ったらなんなんだ」

「…言ったら、アイスを買ってきて。いや、もう言ったから今すぐ逝け」

「漢字が違うのは気のせいか?」

「気のせいだよ」

「そうか、だったらいい。
それより草壁…だったか?そいつに、アイスを頼むのは無理なのか?」

「………………無理だよ」

「返事が遅かったのが気になるが……無理なのか……。きょくげ……とても残念だ」

「(…実は、了平に会いたくて仕事を押し付けてきたって、口が裂けても言えない…)」

実はとてもお茶目サンな雲雀さん。

「…冷蔵庫にアイスとか冷たいものってないの?」

「無い!」

「威張って言う事じゃない」



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