BL

□メイド服?セーラー服?
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「よぉ、"欠落製品"」

「やぁ、"人間失格"。
久しぶり、だ…ね?」





今日は。
ぼくの家に突然現れた
零崎なんですが……。
え?何故敬語かって?
そりゃあ、敬語にもなるでしょうよ。
だって………
零崎がメイド服を着ているんですもの。


「零崎?何を着ているのかな?」

「ん?これか?
いやあ、此処へ来る途中で"人類最強"と会ってな。
車へむりやり連れ込まれて、これを着せられた」

傑作……いや、戯言か?とか零崎は言っていたけど
ぼくにとっては、そんな事はどうでもよかった。

哀川さん…いえ、潤さん!
ありがとうございます!

もんもんとしているぼくは、零崎が話している事なんか
やっぱり聞いちゃいなかった。

「それでさー、っておわっ!
ど、どうかしたのか、いーたん」

「…………」

「もしもーし、いーたん?」

「……いただきます」




「…ってところで目が覚めた」

「………」

「うーん、あれは惜しかった。
よし、哀川さんに頼もう」

「いー兄、死んでください」



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