Novel


□キョウヤ×ジュン
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今日は僕、ジュンの誕生日。嬉しい日の筈なのに、キョウヤ兄ちゃんとつまらないことで喧嘩しちゃった。

さっきは一緒にご飯食べて、ケーキも食べて、祝ってもらったけど、やっぱり喧嘩を引きずっている僕は、何だか嬉しくなかった。





コンコン


ガチャッ


「ジュン…」

「あ、キョウヤ兄ちゃん」


もの凄くすまなさそうな顔のキョウヤ兄ちゃんが僕の部屋に入ってきた。



「さっきはごめんな。」


「ううん、僕こそごめん。」


「いや、悪いのは俺だ。お前がアイツの話したから…ついムキになっちまって」


アイツっていうのは幼なじみのハヤトのこと。昔からキョウヤ兄ちゃんは何かにつけてハヤトと競いあっている。



「キョウヤ兄ちゃん…。焼きもちやいたの?」


「…///」



どうやら図星みたい。




 
 
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