Over?

□能力大事件〜生死の境〜
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「突風吹き荒れ切り刻む。全ては切られ消えてゆく。
これは天罰。天罰を与えるべき者に報復を!台風・・・【暴風争乱】!!」










1つのソプラノの声が響いた。
すると、あつしと雲雀の間に風が発生し、雲雀が吹き飛ばされた。








「罪無き者を襲う者には天罰は必然。」



現れたのは夜紀だった。



『夜紀!!!』


「あつし君は動けないんですよ?貴方なんかの都合に合わさせないでください。
他に方法は沢山あるでしょう。雲雀さん、貴方、世界が狭すぎです。
あつし君以上の自己中さですね。」

「煩いよ。」



ガキィィィンッ!!


雲雀のトンファーを扇で受け止める。



「貴方のお相手は私が!!」



夜紀と雲雀は戦闘を始めた。


「今の内に!!」

「逃がさないよ。」

「おっと。貴方は私にも勝てないんですよ?女の私にです。情けないですね。」


夜紀は雲雀を挑発した。


「・・夜紀かっけぇ・・」


愛流は感心する。


「・・愛吏を返してくれない?」


『「愛吏(さん)は物じゃない(ありません)」』


夜紀とあつしは同時に答えた。


「・・・(全く・・愛吏も愛吏だよ。男の前で倒れるわ、寝顔見せるわ・・)」


雲雀は呆れる。


「!!雲雀さん・・・嫉妬ですな!」



愛流は目を輝かせた。


『目を輝かせるな。』





「「愛吏!!」」


すると、ディーノと山本が走ってきた。


「え、なんで?」


愛流は疑惑の表情。


「「大丈夫か!?」」


「『見事にハモってんな!!』」


愛流とあつしは同時ツッコミ。


『・・まだ寝てる。』


「余程、力使い過ぎたんだな・・・」


安心する2人。



「雲雀さん、どうする〜?ライバル沢山来ちゃったよ〜?
愛吏の寝顔見られてるよ〜?」


「咬み殺す・・・!!!!!」


雲雀が殺気立った。





「ガハハハハ!ランボさんもいるもんね!!!」



「うっわ。ウザいの来た・・・・」
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