Novel

□イチゴシロップ
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「う〜…あちぃ〜」

初夏の季節。

気温は30度を越えていた。


《イチゴシロップ》


「暑い暑い暑い暑い暑い暑い暑い暑い暑い」

「黙れ!扇風機があるだろう!!」

ゴールドは突然シルバーの家に訪れ、今は扇風機を占領している。

「あっついのがいけないんだよ!!俺様をここまでするなんて…」

最後は俺に言われても。そう思ったが口に出しても無駄だと思い、ため息をつきつつ、シルバーはポケモン図鑑のデータを整理し始めた。

「うぅ〜。クーラーは付けないのかよ〜」

「悪いが修理中だ」

シルバーの言葉にマジかよと呟いたとき、シルバーの頭の中にあるものがうかんだ。

「おい」

「あ?」

「かき氷機ならあるぞ」

シルバーは戸棚にしまってあるブルーがおいていったピカチュウ型のかき氷機をゴールドに出した。

「おぉ!いいな(*^∀^*)氷とシロップあるか?」

「シロップなら姉さんがおいて帰ってるし、氷もなんとかなるだろう」
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