Novel
□イチゴシロップ
1ページ/4ページ
「う〜…あちぃ〜」
初夏の季節。
気温は30度を越えていた。
《イチゴシロップ》
「暑い暑い暑い暑い暑い暑い暑い暑い暑い」
「黙れ!扇風機があるだろう!!」
ゴールドは突然シルバーの家に訪れ、今は扇風機を占領している。
「あっついのがいけないんだよ!!俺様をここまでするなんて…」
最後は俺に言われても。そう思ったが口に出しても無駄だと思い、ため息をつきつつ、シルバーはポケモン図鑑のデータを整理し始めた。
「うぅ〜。クーラーは付けないのかよ〜」
「悪いが修理中だ」
シルバーの言葉にマジかよと呟いたとき、シルバーの頭の中にあるものがうかんだ。
「おい」
「あ?」
「かき氷機ならあるぞ」
シルバーは戸棚にしまってあるブルーがおいていったピカチュウ型のかき氷機をゴールドに出した。
「おぉ!いいな(*^∀^*)氷とシロップあるか?」
「シロップなら姉さんがおいて帰ってるし、氷もなんとかなるだろう」