Novel
□イチゴシロップ
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ナデナデ
「おかしくねぇよ」
とりあえずは頭を撫でる程度で抑えた。
「イチゴな!OK、わかった」
ニコッと笑うとゴールドはシルバーのかき氷に赤いイチゴのシロップをかけた。
「あ、ありがとう//」
まだ赤い顔を隠し、ゴールドからかき氷をうけとる。
シャク シャク
「う〜、うまい。あ、なぁなぁ、舌緑ぃ〜?」
ゴールドはしばらく食べたとき、舌が緑になっていないかシルバーに見せる。
「あぁ、なってるな」
「マジ?お前は」
ゴールドはシルバーにも舌を見せろといってシルバーを覗きこむ。
「ん…」
舌をだすと「おぉ、赤い赤い」といってまた食べ出す。
「なんでそんな事をきくんだ?」
「あ?…んなもん面白いからだよ」
「何が?」
「ん〜舌が染まるのが?」
「疑問を疑問で返すな」
呆れたような顔をしてシルバーもかき氷を食べる。
「まぁ、面白いんだよ…何かが」
「…まぁ、そういうことにしとく」
ゴールドの言葉を自分に(無理矢理)納得させて食べ終えた皿にスプーンを置いた。
「!…シ〜ルバーッ」
「ん?」
チュッ
「…」
「ん〜メロンとイチゴってイマイチだな」
「…¢£%#&*▲§¢///」←何をされたか気がつく
「ごちそうさま(ニヤ)」
「ッ//ご、ゴールド!!お前は俺の家の出入り禁止だ!!」
「え(・∀・)……はΣ( ̄△ ̄;」
《イチゴシロップとメロンシロップ》
(そ、そんなぁぁ)
(フンッ)
(ゆ、許してくれぇぇ!!)
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