Novel
□兄妹ゲンカ
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「(とりあえず…)は、離して京子ちゃん//」
俺は自分の腕から京子ちゃんを離そうとする。
「なんで?…ツナくん私のこときらい…」
「き、嫌いじゃないよ!!嫌いじゃないから泣かないで!!」
「本当に…」
「う、うん///(かわいいなぁ)」
「じゃあ一緒にお買い物しよ?」
「もちろn「またぬか!!」お兄さん!?」
俺が京子ちゃんにOKしようとするとお兄さんが俺と京子ちゃんの間に入ってきた。
「チッ…何するの、お兄ちゃん?」
「それは此方のセリフだ!!極限に京子の自由にはさせん!!」
「(京子ちゃん黒い!?)2人とも!こんな人が沢山いるところでそんな騒がないいでよっ」
「ツナくん/綱吉…」
「(お?もしかしてやめてくれT(「でもお兄ちゃんが/しかし京子が」ませんよねぇぇ!!」
こうして俺達は商店街の注目の的になっていた。
それから数十分後
「極限にしつこいぞ京子!!」
「それはお兄ちゃんでしょ!」
「はぁ〜…」
まだ二人の兄妹ゲンカは続いていた。
「ツッくん」
「ん…?母さん!?それにランボ!!」
少しすると俺が捜していたランボを連れて母さんが現れた。
「全く、ランボちゃんならもう帰ってきてますよ…。それよりいつまで遊んでるの!?」
「う゛っ!いや、俺のせいじゃなくて!!」
「とりあえず夕飯までには戻りなさいよ。じゃあママはもう帰りますからね」
「は!?ちょ、置いていかないで!」
母さんは俺を見捨てランボと一緒に家に帰っていった。
「な、なんで休日までこんなことになるんだよー!!!!」
俺は自分の不運さを呪った。
余談であるがその後五時間ほどは俺は家に帰れなかった。
《兄妹ゲンカはほどほどに》
(いい加減にしてください!!)
(む!!もう暗いではないか)
(本当だ!!……ツナくんごめんね)
(極限にすまない綱吉!!)
(…いえ、反省しているなら、もう…)
(うん……。次は私が勝つから!!)
(違う!!極限に俺が勝つ)
(全然わかってない!!)
nextあとがき