転生の学園

□強い女は好きですか?
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体育の授業
とても面倒な授業だが、単位のためにやすむなんてことはできない

第一なんで体育で武術なんだ
そしてなんで男女一緒なんだおかしい

せめて男女別でやらしてくれ

それが今日の授業への感想だった



「雷夢〜!!!」

「三郎っなんでここに?」

「え?知らないの?今日は男女でやるんだぞ☆」

「えっそうなの!?雛乃知ってた?」

「クラスの子が騒いでた」

「そうだったんだ;;えっでも今日の授業って…」

「武術だよー」


なんで体育で武術なのw
いろいろおかしいよね?この学校w


「勘ちゃんいたんだ」

「雛乃ひどくないかいw」

「気のせい」

「ってか体育で武術ってwwどうなのこの学校」

「今さらだよなー」

「八いたんだなwじゃぁ雷夢一緒に組み手でもしよう」

「えw三郎一緒にきたよね?」


八ごめん僕も気づかなかったw


「えー雛一緒にやろ?」

「何故だ!!!雷夢!!そこで雛乃を選ぶ!?」

「うん雷夢いっしょにしよ」

「やったー!」


「雷夢私は無視なのか?」

「三郎、雷夢は女の子だよ?」

「そんなの百も承知だ勘右衛門」

「んで三郎は男。雷夢がフリじゃん」


そんなことはないけど←ぇ
なんか三郎はやらしいことしそうだから

「雷夢!!!!私と組もうよぉ!!!」

「三郎うるさいw」


「ってか早く整列しようぜww」


八の言葉でぞろぞろと動き出した僕ら
なんかみんなの視線がいろいろ痛かった
でもどうでもいいや☆



「今日は女子の先生が急病のため男女混合で体育をするぞー」

「先生ー!なんでよりにもよって武術なんですかー?」


そうだよ僕もききたい


「男子が武術だからだ」

「先生横暴すぎます」

「まぁなんとかなるだろう」

「先生ー適当すぎます」


この先生で大丈夫なのか
心配になってきたw


「ではー今日は武術の中の空手やるぞー」

「いきなり危ないデースw」


うん一般の人には危ないと思いますww


「大丈夫だーではまず見本がいるな…鉢屋お前やってみろ」

「なんで私なんですか」

「一番に目線そらしたからだ」


ドンマイw三郎☆


「違いますーあれは不破にアイコンタクトを送ってたんです」

「今そんなことすんな」


三郎皆の視線が痛いんだけど
あとで文句言ってやる


「先生!やってもいいですけど相手指名いいですか?」

「いいぞーでもひょろいやつは避けろよー」

「ごついやつはいいんですか先生w」

「んじゃ…」


そういって三郎は僕のほうに視線をよこした


三郎あとで覚えとけよ


「よし!雷夢やるぞvV」

「ちょっ鉢屋!不破は女子だぞ」


三郎の近くにいた生徒が三郎に言う


「だって先生女子選んだら駄目っていってませんもんw」

「・・・しょうがない不破がんばれ」


「いいんですか!?先生!!!」


ほんとだよそこは止めてください先生


「雷夢ご愁傷様」

「そう思うなら雛かわってよ」

「三郎が呼んでるよ」

「はぁ…三郎ギタギタにしてやる」

「…三郎もご愁傷様」


そんな久々知の声を背に
僕はみんなの視線が集まるとこにいく



「やった−雷夢と体育ができるvV」

「三郎…なんで君と僕が組み手なんて……勝てっこないじゃん」

「勝ち負けはいいとして私は雷夢と組み手をしたいんだ」

「わかったよ…楽しんでやろう」


しょうがないか…
久しぶりだから確かに楽しみだ


「セクハラすんなよ−鉢屋(笑)」


そんな生徒の声に苦笑しながら僕達は位置についた



「じゃぁまず軽く蹴り入れてガードなりなんかして…まぁ適度にやってくれ」

「先生アバウトすぎますw」


「じゃぁ雷夢…かるーくやりますか」

「お手柔らかに」


「じゃあ…開始−!」


そう言った先生の声を聞いた瞬間、三郎が迫り一発拳をいれてきた

速いっ…けどガード出来ないわけじゃない!!!


「まだまだ鈍ってないようだな」

「三郎こそっ」


そう言い、一発蹴りを入れた
…避けられたけど

三郎は一旦距離をとってきた


「流石三郎だねぇ」

「でも雷夢もやるよ?」

「技受け流すの上手いよな」


三人は、個々の感想を述べているいたって冷静だ


「……」

みんなは今起きた事に唖然としている

言っておくがこれが通常の反応である



「三郎っ!」

今度は僕から仕掛ける


「ははっまだまだ甘いぞ!!」

「どうかなっ」

そういって回し蹴りをくらわした
ヒットだよ!!


「くっ…今のは効いたよ雷蔵…」

「僕もまだまだいけるでしょ?」

「じゃっ本番いくかい?」

「当然っ」



そういい僕らはお互いに接近した
なん手か互いに打撃を繰り出し
回避も繰り返す

三郎がカポエラーの体勢になり
強い蹴りがとんできた
僕は間一髪の所で後ろに宙返る


「くぅ!!おしいな!!」

「雷夢もすぐにはやられないよ」

「僕も久しぶりに組み手したくなってきた!!」

「あっ俺も!あとでやろうぜw」



三郎は強い…昔から強い
けど…僕だって負けないよ!!!

「むっかわされたか…それなら…」

「僕が先に攻める!!!」


拳をすばやくいれた!!
でも三郎はやっぱりひょいっとかわしてしまう…

悔しい!!!


「まだまだだねぇ雷蔵w」

「もう!!」

「苛立ちは危険だよ」

「っ!!!」


そういって一発重い拳を入れられた
半分くらいはガードできたけどっ


「あー鉢屋ー不破ーもういいz「まだまだぁ!!」


雷夢たちは先生の声は届いてないようだった


「あぁ!とても楽しいぞ!!」

「僕も同じさっ」


そして三郎の拳が胸のところに来た
僕はガードできてない

やられるっ!!!っと思ったけど拳はとどいてなかった


「三郎先生がもういいって」


そこには三郎の拳を止めている雛乃の姿があった


「えーってか雛乃じゃましないでよ」

「先生の指示には一応したがってよね」

「はいはい」

「雷夢大丈夫?」

「うん。ありがとう雛」

「あぁ…楽しかったのに」

「三郎また相手してくれる?」

「雷夢ならよろこんでさ!!!!」


始めはいやいや三郎に付き合ったけど
久しぶりに三郎と拳を交えられてとても楽しかったし
すっきりした。よかったと思っている

「次は俺もやりたい!!」

「俺も俺も!!」

「みんなでやればいいじゃん」

「おほー!!雛乃頭いい!!」

「八があほなんじゃないの?」

「なんかいったかー?三郎?」

「なんもいってない」

「あははっ今度はみんなでやろうね!!」

そうだね!
今度は皆で組み手をしようと決めた
僕達であった



END?



あれ?私達は無視ですか?
先生!鉢屋たちは自分達の世界に入ってしまいました!!

えーあー今日の授業はここまで!!
各自、武術のこと調べとけー

やっぱ先生適当すぎます


ってか…

彼らは何者なんだろ?
あの女子達は絶対強い←
鉢屋たちなんて同じ人間なのかもききたいぜww


END!

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