短編連作

□RealDOLL〜遭遇〜(作成中)
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チャンスは突然やってくる。

それは俺が朝の日課、ランニングに出ているときだった。



無事受信端末の修理が終わり、晴れて学校へいく必要もなくなった。

えっとつまり、俺の通う高校は、というか今時多くの学校がそうなんだけど、通信制だから基本的には校舎まで行く必要がない。

といっても、ついこの間までの俺のように受信端末の調子が悪くて行く羽目になる場合もあるし、人によっては友達としゃべりたいとかで自ら進んで行く人もいる。

俺はそんなの御免被りたいけど。

ともかく、端末の調子が悪くて学校へ行く羽目になった俺は、そこで運命的な出会いをした。

…「運命的」はちょっと恥ずかしかったかな…

って馬鹿か、俺っ!

ひとりボケツッコミしながら走っていた俺は、きっと端から見れば百面相してる恥ずかしい少年だっただろう。

幸い近くに人は誰もいなかったが。




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