Short
□来年もキミと
1ページ/3ページ
『とーしろーッ』
そう言いながら現在、廊下を爆走中☆
目的の部屋の前で少し息を整えてから
『冬獅郎!!』
ガラッと勢いよくドアを開けた
でも、名前を呼ばれたご本人は
「・・・・」
うん、無視だね!
聞こえてないわけないしなぁ・・・
やっぱりアレか! アレだよなぁ・・・
ゴホンとちょっと咳払いをしてから
『日番谷隊長、少しお伺いしたいことがあるのですが』
ちょっとかわいく&上品に言ってみました
「ん、なんだ中野優衣 第5席」
『あ、えっと・・・
隊長明日ってあいてますか?』
『あいてるんだったらデー「あいてねぇよ」 はい、わかりました
・・・ていうか名前でいいじゃんか!』
「だめだ ちゃんと仕事とプライベートは分けなきゃだろ?
誰かに聞かれるかもしれないし」
『でも、今二人っきりだよ?』
「いや・・・奥に松本がいる
霊圧を消してるみたいだけど」
『うぅ〜〜』
「そんな悲しそうな顔するな
にしても来週の月曜はわりぃな
ちょっと現世に行かなくちゃならないんだ」
『一日中?』
「あぁ、ちょっとてこずりそうな任務だからな」
『うん・・・
わかりました
気をつけて行って下さい
と…じゃない日番谷隊長』
「ありがとな
早めに終わらせて帰ってくるからな
優衣」