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□悪いのはだーれだ
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プルルルル プルルルル
「もしもし？」
<ゆ、幸村君！どうしよう…オレっ>
朝（って言っても、もう１０時くらいなんだが）ケータイが鳴ってて、
誰だよこんな朝っぱらから みたいな感じで文句を言おうとしたら、それは愛しのブン太からだった！
しかも泣きそうなブン太の声…
「ブン太!? 一体どうしたの？」
<オレっ、病気にかかっちゃったかもしんない>
「病気…! なんの病気!?」
ブン太が病気なんて…
どうしよう 俺みたいに難しい病気だったら
<と、糖尿病>
え？ 糖尿病…?
まぁ、ブン太の食べるお菓子の量からいって確かにありえるけど
なんか不自然・・・
そこでよく考えてみると、今日エイプリルフールか
面白そうだから乗ってみるか！
「ブン太、どっかで会って話さない？深刻な問題だしさ」
<えっ… あ、わかった
１時にマ●クでいい？>
「うんわかった じゃぁまた後でね」
そう言って一方的に電話を切った
後ろの方で、幸村君ちょっ待って
とか聞こえたけど気にしない
きっとブン太は俺が信じちゃったと思って慌ててるだろうな
そうだ折角のエイプリルフールなんだし・・・
急いでケータイを取り出してあるところに電話して…
イタズラ完了？