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□来年もキミと
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『えっ いいの名前?』
「時計見てみろ」
ん?と思って時計を見てみるとちょうど午後9時
『あっ   仕事終わりか』
「そういうこと」

『明日朝早いんでしょ?』
「あぁ、わりいな」


『冬獅郎!!』
「ん? なんだ」
『あのね、ケガとかしないでね
無事に帰ってきて!!

あと・・・』
「あと?」
『だ 大好きだよ!!』

「/// 俺も大好きっつうか
愛してるぜ」



「あー ったくもうちょっと早く終わらせるつもりだったのにな
今は っと11:50か
あいつ寝てるよな」

ガラガラっと執務室の開けて
「ぷっ」
笑った
中には隊長用の椅子で寝ている優衣と
手作り感満々のケーキ
それには
“Happy Birthday Toshiro”
と書かれていた

「そういや俺、今日誕生日だったのか」
(いつか尸魂界では自分の生まれた日なんて在ってないようなものって言ってたけど
こういうのがあるんだったらやっぱり誕生日ってうれしいんだな)

「ありがとな優衣」
と、軽いキスを頬にして
ケーキをパクっと一口
「うめぇ」
(来年こそは2人で過ごしたいよな
でもその前に優衣の誕生日どうすっかな)



翌朝、優衣が目を覚ましたら
机の上にあったはずのケーキはなく、
代わりに肩に羽織物がかかっていた


→あとがき
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