宝物
□恋の花。
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『え?同じことって・・・』
もしかして・・ベルも私の事好きだったの??
私だけがこの感情に目覚めたわけじゃないの?
ベ「一緒に任務をやり始めたときから裕規の事は気になりかけてたし。
俺から最初告ろうと思ってた。
だけど、その前に裕規が幹部を降りないといけなくなったから・・・。
言う時が無くて・・今なら言えるし」
そう言ってベルは私の腕を掴んで、ベルの方へと私を引き寄せた。
それで今は抱かれてる状態になっている。
ベルは布団の中に私を入れて・・・。
すごく・・暖かい・・・。ほっとする。
私はこれを望んでいたんだろうな・・・。
ベ「俺裕規の事一生大事にするし。
だから・・結婚して?俺の姫」
甘く囁いて・・私の耳がとろけそう・・。
『もちろんです、王子様・・』
夕焼けの光がとてもきれいに見えた。
いつもは血の色見たいで嫌いだったのに。
夕日まで私たちを祝ってくれているような気がした。
そして、その日2人の影が重なり合って離れることは無かった。
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