宝物

□恋の花。
4ページ/6ページ

『え?同じことって・・・』



もしかして・・ベルも私の事好きだったの??



私だけがこの感情に目覚めたわけじゃないの?



ベ「一緒に任務をやり始めたときから裕規の事は気になりかけてたし。

  俺から最初告ろうと思ってた。

  だけど、その前に裕規が幹部を降りないといけなくなったから・・・。

  言う時が無くて・・今なら言えるし」



そう言ってベルは私の腕を掴んで、ベルの方へと私を引き寄せた。



それで今は抱かれてる状態になっている。



ベルは布団の中に私を入れて・・・。



すごく・・暖かい・・・。ほっとする。



私はこれを望んでいたんだろうな・・・。



ベ「俺裕規の事一生大事にするし。

  だから・・結婚して?俺の姫」



甘く囁いて・・私の耳がとろけそう・・。



『もちろんです、王子様・・』



夕焼けの光がとてもきれいに見えた。



いつもは血の色見たいで嫌いだったのに。



夕日まで私たちを祝ってくれているような気がした。



そして、その日2人の影が重なり合って離れることは無かった。



Next→あとがき&おまけ
次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ