†七色幻想

□抱き締めて…離さない
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――某月、某日の火影の部屋

「第4次忍界大戦勃発阻止にむけて、この木ノ葉からも任務に向かってもらう!!」

綱手の声が部屋に響き渡り、
その場にいる誰もが息を飲んだ。

「まずは作戦班!!作戦班は今すぐに、砂隠れに向かって、我愛羅と協力してもらう!!そのまま適地偵察の後に、作戦を立ててもらう、常に最前線で戦う役目だ、シカマル、いの、リー…頼んだ」

その場でシカマルの名前を呼んだ瞬間
シカマルよりも先に、隣のキバが
ゆっくりと息を飲み込んだ――――


「「「はいっ!!」」」

返事をし、同時に部屋を飛び出す3人。
それを追うようにして、舌打ちをして
キバも飛び出して行った。

「キバ!!ったく!!…サクラ…ナルト…サイ…キバは防御班だ。作戦班を守れ、だが、追い付いてはいけない、危険が迫った時に守れ…いいな?」

「「はい!」」

「任せろっ!」

「最後に、ヒナタ、ネジ、チョウジは残れ、別の任務を与える。それでは各自、しっかりと頼んだぞ!!」
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