イベント*企画

□何だかんだ言って、好きなんです。
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「ん〜っ…光いいにおーい」




「うっわ、薮へんたい」




「誕生日なんだからそうゆうこというなし」





すぐそこに大ちゃんと伊野ちゃんがちょっかいだしあってるっていうのに薮は俺の首にキスをしてくる。





「ん……ふぅ、」




「可愛い、感じちゃった?」





「も、やめっ…ぅあっ!」





ぺろりとうなじを舐められ、声があがってしまった。

ヤバい、みんながにやにやしてる。






「薮〜やりすぎなんじゃないの〜?」




「こら、伊野尾。俺の可愛い光の声聞いてんじゃねぇよ。」





恥ずかしいこと言いやがって。
また面倒臭い伊野ちゃんに。絶対あとで馬鹿にさせるじゃんか。








「薮にはプレゼントやんない。」




「なんでだよー」




「変なことするからじゃん。」




「舐めただけじゃん」




「ばぁか」





伊野ちゃんや大ちゃんが後ろを向いた。

瞬間、俺は薮にキスをした。







「はい、プレゼント」




「こんだけー?」




「あ…あとは、家帰ってから!」




「ふふっ、俺がプレゼントだよってやつ?」




「悪いかよ」




「うぅん、めっちゃ嬉しいよ。美味しく食べさせてもらいます。」





ただ、ちょっと味見なと言って薮はまたうなじを舐めた。






「ひゃうっ!?」




「へへっ、可愛いー光」



「うぁーまたやってんのかよー」






このあとまた馬鹿にされたのは言うまでもないっしょ。









。。オマケ→
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