イベント*企画

□ラブレターを捨てる。
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時計が4月16日の始まりを知らす。
俺は誕生日ケーキを床に叩きつけた。

白い生クリームは無惨にも床に飛び散り、苺は部屋の隅に転がる。



「ふ…っ、ぅぐっ…」





綺麗すぎる月に照らされた涙は生クリームの上にぽつりと落ちた。









「大ちゃん、寂しいでしょう。大丈夫、俺が温めてあげるから。」





俺は何かに操られたように微笑む光君が座るベッドに腰掛けた。

そしてキスをされて、ベッドの中に墜ちていった。






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