My Everything
□第一話
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※光さんがこのお話のみ性悪です。
「ちょっ、ふざけんなよっ!なんだよそれっ」
「あ?だーかーらっ俺お前と付き合ってた覚えなんかねぇっつうの」
「は…?ちょ…っ、なんだよそれ、」
「何回かヤったくらいで付き合ってるとか勘違いしてんじゃねぇっつうの」
俺はまだ誰も愛したことがない。
今俺の目の前で泣いてる大貴だって何回か抱いた。
だけれど一度も愛したことはない。
「光…、やだ…」
「大貴重すぎ。まじそうゆうのあり得なすぎ」
ホテルからでるとき振り返りもしなかった。
大貴のことを好きだと思ったことはない。
行為は好きだけれど大貴に恋愛感情を覚えたことなんかない。
「はぁー…さむっ」
ホテルから出ると予想以上に寒かった。
コートを羽織り直す。
俺はこんな生き方を変えるつもりはない。
気持ちいいことだけして面倒臭い恋愛は省く。
傷つけるなんて気にしない。
たぶんこれから先も恋なんかしないと思う。
MyEverything
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