合作るぅむ
□fascinated Heart
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YuYa**SiDE
「はぁ…ぁ！」
ため息つくとよく幸せが逃げる、なんて言うから半分出したため息を必死に飲み込んだ。
やっぱり幸せになりたいし？
それより…それより今俺寂しさに負けちゃいそうです。
「光、次の日曜空いてる？ほら、買い物行きたいって言ってただろ？」
「うそ！まじで？？やったー！行きたかったんだよ〜」
寂しい理由…。
薮くんがまた光くんと仲良くしてる。
（今度の日曜は一緒にデートしようって言ったじゃん…）
言いたかったけど言えなかった。
だって薮君、すごい楽しそうなんだもん…。
光君と話してるときの薮君ってホント楽しそうなんだ…。
俺といるときはそんな風に笑ってない…気がする。
「はぁ…」
「高木くん。ため息吐くとねぇ幸せ逃げちゃうんだよ？」
隣りでジュースを飲みながら山田が俺に言った。
「だって〜……」
「ふふっ、高木くん駄々こねちゃって可愛い」
「可愛いのは山田でしょー」
こんな風に山田と話していても薮くんが気になってしまう。
なんか…俺重いなぁ、
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