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□キミガタメ
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ヒカリがみえた。
太陽のヒカリ。
戻ってこれたんだ…っ
此所にまた。




「ね、また戻ってこれたでしょう?」



「高木…もうあんなところに行きたくない、怖かった時間がとまったあの空間が俺たちを蝕んで…っ」



「大丈夫、もう大丈夫だから」




―― ―― ―




そこから出た彼等は
普通で平凡な世界のありがたさを、
身を持って知った。


普通の大切さ、尊さを知った。
お互いを重んじんで信頼しあうことができたのだった。


そのためにこの暗黒の世界があるのかもしれない。

軽く踏み入れると暗闇に吸い込まれる恐怖しかない世界はまた次の犠牲者を求め、

また扉を開かれるのである。




人間が消えさるその日まで。








――― ― ―










「有岡君怖かったね、お化け屋敷」



「…もう入らないかんな!」










end
…なんかすんません
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