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□風雲紀
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やっぱり人混みは嫌いだそう言った少年は黒いマントを着て外からはその少年の姿を見ることをできなくしていた
ドカッ
「いってぇ〜な!!…やべ!骨折れたかも〜」
おいおい…今時これかよ
「1000両渡せよ!腕の治療費だよ!!」
『あぁ?……んな金持ってねぇよ』
「じゃあ命(たま)なり何なりと売ってこいよ」
『はっ!…いやだね!』
「っ…!ざけんじゃねぇぞ餓鬼がぁ!!」
ゾロゾロ……
ちっ…面倒だな…まさか仲間がいたのか
「殺っちまえてめぇら!!」
しょうがねぇか
それに
『久しぶりの喧嘩だ受けて立つぜ?』
数分後……
「ヒィィィ!!助けてくれ!頼むなんでもするからぁぁぁぁ!!」
『嫌だね…』
ドカッ!
鈍い音がして男は倒れた
ひゅ〜♪兄ちゃんやるねぇ〜!!
最高だぜ!!!
…るせぇ
「ふふ…お兄さん!あなたすごいわ!!久しぶりにいいもの見れた♪」
『そうかよ…じゃあな……』
ふぅ〜やっと逃げれたそれより……寝みぃ!!
「キシシ…!やっと見つけたぜ?空!!!」
ちっ!人間の次は妖怪かよ…
『今日は厄日だな』
妖怪は刀を持ち襲ってきた
ガキン!!!
刀と刀がぶつかり二人は睨み合う
『なぁ妖怪さんよぅ?面どくせぇから退いてくんねぇかな?』
「キシシ…!誰が退くかよ!!」
『あっそ…なら死ね』
空から風が巻き起こり空が刀を振ると幾つもの斬撃が放たれて敵を切り裂いた
『雑魚が俺に勝とうなんざ100万年早いんだよ』
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