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□蜂蜜責メ
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見間違ウ。
マルデ愛液ノヤウニ滑ル君ノ性器ト愛穴。
マミレテミヤウト……犯シタ君ノアナルニ。


蜂蜜。



「……もう良いから……早く……。」
「何がもう良いの?」
「………意地悪。」
 長い時間掛けて丹念に解した君の愛穴は、まるで声が聞こえる位にひくついて居て、何て卑猥何だろふ。
滑らかな舌触りに破裂しさうな僕のペニスは限界です。
 未だかつて、君にこんな卑猥な僕の奥底の言葉を訊かせた事が在っただろふか。
 きっと君は知って居る。全てを知った上で、僕の性器をくわえ込み、妖艶に腰を振り喘ぐ。
 きっとさうだ。
「………あ……。」
「自分で射れなよ。」
「………。」
 蜜を吸ったやうに艶々とした君のアナルは未だに震えていて、滑る熱を感じる。
君の入り口に僕のペニスがそっと触れると、君の腰が少しだけ逃げたのが分かった。
「駄目。ちゃんとして。ほら。いらないの?」
「…………いる。」
「ぢゃあちゃんと自分で射れて。」
「………紅の馬鹿…。」
 少しだけ下から突いてみる。と、君の腰は更に逃げる。





嗚呼、駄目だなぁ。




御褒美の蜂蜜にはまだ在り着けず。








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