“愛してる”

そう君は言った
はずだ
僕の記憶に残る君はそういった
そして微笑み
どこかへ行ってしまった
僕は何も言えず
ただただ涙が止まらなかった
僕も言えば
君は側にいれくれたのかな?

“愛してる”

そう言っても
誰も相手にしてくれない

あぁ
そうか
君が消えたんじゃなくて
僕が君の側にいられなくなったんだ
悪いのは
僕だったのか
君のせいにしていて
ごめんね
でもさ
一緒にいたいから
君もこっちにおいでよ
簡単だよ
そのまま真っ直ぐ歩いたら
崖があるから

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