短編・リク集

□The light of the snow
1ページ/7ページ

12月のある日……

その日は雪が降っていた……

クロノ「やっぱり冬は寒いよな…」

マール「そうだね〜… なんか気分が下がっちゃう…」

カエル「やっぱり雪より雨だよな! なあソラ?」

俺達は交代で見張りをしてる ……もちろん野宿だからだが

そんな中 カエルが俺に話しかけてきた

ソラ「俺はどっちも嫌いだな? まあ… 蛙には雨の方がいいか」

カエル「な…なんだと〜!?」

俺はいつものように答えを返す カエルも同じようにいつも通りの反応だ

カエル「…ったく! クロノとマールは見張りの自覚ないし…… マジメにやれよな!!」

ソラ「しょうがないだろ? 現代では雪なんてめったに降らないんだから はしゃぐのも無理はない…」

カエルの愚痴に適当に相づちを打つ(ホントは珍しくもないんだが)

カエル「そうなのか? …まだ夜は始まったばかりなのに… この調子じゃ先が思いやられるな……」

ソラ「いざとなったらルッカ達と変わればいいだろう? 気楽に行こうぜ」

クロノ「お〜いマール!! 雪ダルマ作ったぞ〜♪」

マール「ホント!?♪ 見せて〜♪」




カエル「…あんな風にか? ハハハ……」

ソラ「ハハハ……」

俺とカエルは互いに顔を見合わせ 力無く笑った




さあ… これから始まる短い夜の話をしようか……


























『The light of the snow』
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ