短編・リク集
□オとシたモの
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〜時の最果て〜
クロノ「ない…! ないっ!?」
静まりかえったこの空間でクロノが大声を出した
ソラ「…うるせぇな! 何だよ?」
クロノの目の前で 昼寝をしていたソラが起き上がり 不機嫌にそう言う
クロノはポケットに手を突っ込みを必死で何かを探しているようだ
クロノ「無いんだよ…」
ソラ「…だから何が?」
クロノ「――ッ!! とにかく大変何だよ〜ι」
クロノが一瞬視線を カエル達と戯れてるマールに移して 直ぐに誤魔化すようにソラに言った
ソラ「ふうん…」
そのクロノの一連の動作をソラは見て 全てを悟ったように頷いた ――そして
ソラ「お〜い! マール?」
と マールをこちらへ呼んだ
クロノ「ちょっ! 何を……」
マール「なぁに? ソラ?」
駆け足でソラ達のところに来たマールは何事かと首をかしげていた
ソラ「クロノがなんか無くしたそうだからさ… ちょっと現代のリーネ広場に行ってきてくれないか?」
マール「? なんでリーネ広場なの?」
マールは更にわからないという顔をした