クロノトリガー小説

□旅立ちの時
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…………クロノ達はリーネ広場を出てガルディアの森を抜けるところだった
 
ソラ「ちくしょう! 完全に巻き添えじゃねぇか…… ったく」
 
クロノ「まだ言ってるよ;」
 
マール「こ〜んなカワイイ女の子をエスコート出来るってゆうのに 失礼しちゃうわ!」
 
ソラ「ハイハイ わかってますよ つか城ん中入れんのかよ? 俺らみたいな一般人が」
 
マール「大丈夫 大丈夫! 中世の時みたいに私がなんとかするから! ほら着いたし 行くよ!」
 
ソラ「なーんか イヤな予感がする……」
 
マールが城の扉を開いて中に入ると 「マールディア様〜」 と叫びながらこちらに来る人物がいた どうやら大臣のようだ(中世の大臣と同じ服装だから?)
 
大臣「ご無事でしたか? 一体 今までどこに!? 何者かにさらわれたという情報もあり 兵士達に国中を探させていたのですぞ!」
 
そこまで言ってようやくマールの後ろにいる男 2人に気付いたようだ
 
大臣「ム! そこのムサいヤツ! そうか お前だなッ!? マールディア様をさらったのは!」
 
クロノ「ムサいヤツって誰だ?」
 
ソラ「明らかにお前だろ?……」
 
マール「違うよ! クロノは……」
 
マールの言葉が終わる前に
 
大臣「えーい! ひっとらえろ! マールディア様を惑わせ 王家転覆を企てるテロリスト共めッ!!」
 
ソラ「共って やっぱり俺も入ってるんだろ〜なー」
 
マール「や やめてーッ!」
 
マールの懇願もむなしく 兵士達が瞬く間にクロノ達の周りに集まった
 
マール「やめなさ〜いッ!!」
 
今度は天まで届きそうな大声で命令した 兵士達はさすがに頭を下げて行動を中止したが
 
大臣「な 何をしておる!」
 
兵士「しかしマールディア様が……」
 
大臣「かまわ〜ん! ひっとらえ〜いッ!!」
 
その言葉に兵士達は素早く反応し あっという間にクロノ達を気絶させた
 
クロノ「な…に? この…あつ…かい……」
 
ソラ「イヤ…な…予感的中……だな……」
 
マール「クロノ!! ソラーッ!!」……………………
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