短編・リク集
□オとシたモの
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〜リーネ広場〜
マール「クロノ〜? あったー?」
リーネ広場の一番奥(ゲートがある場所)で地面とにらめっこしながらマールはクロノに聞いた
クロノ「う〜ん… ないな…」
マール「そっかぁ… ……? それよりクロノは何を探してるの?」
マールは一番大切なことを聞き忘れていた
クロノ「え… えっと〜…」
クロノは後ろに手を組んで――実はここに来てすぐに「探しモノ」は見つかっていたのだが―― それをいつ 目の前の彼女に渡そうか迷っているようだ
マール「? なに?」
マールはマールで ジッと見られてたのがわかったのか 頭に疑問符が浮かぶ
クロノ「(二人きり… 今しかない!) あの…な? これ…」
マール「! これ…!?」
クロノがマールに差し出したのは――
マール「…綺麗な花束♪」
クロノ「うん… なんとなくマールに似合うと思って」
クロノは顔を真っ赤にして言った
マール「嬉しい♪ ありがとうクロノ!!」
マールは片手で花束を抱えて クロノに抱きついた
クロノ「はは… どういたしまして…♪」
それからしばらくは ラブラブトークが続いたそうな……