短編・リク集

□今できるコト
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その時 横からマールが飛びついてきた
 
マール「ダメ〜!!」
 
ソラはあっけなく吹っ飛ばされ 木に体をいきよいよくぶつける
 
ソラ「……ッ!?」
 
マール「何でよ! ソラ そんなに戦うのが好きなの?」
 
その言葉にソラは
 
ソラ「…好きで戦ってるわけじゃない!」
 
マール「じゃあ何で!」
 
ケンカ勃発
 
ソラ「お前に言う義務はない」
 
マール「なにその言い方!」
 
ソラ「うるせえ」
 
マール「あ〜!! もう怒った!」
 
ソラ「そうですか……」
 
 
 
 
 
 
 
 
そのやりとりを見ていたクロノ達
 
クロノ「おい ケンカしてるぞ……」
 
ロボ「ソラサンは毒が回ってるはずデスガ?」
 
ルッカ「それでマールとケンカ…… 度胸あるわね」
 
クロノ「ねぇ…… もう帰ろうぜ? 見ててもしょうがないし」
 
と言ってすぐに帰って行った
 
 
 
 
 
 
 
マール「………」
 
ソラ「……ハァ〜」
 
マール「な なによ?」
 
ソラ「あのな 俺達はモンスターを倒せるだろ?」
 
マール「? うん」
 
ソラ「でも町のみんなや城の兵士にはモンスターを倒せない…… これがどうゆうことか分かるか?」
 
マール「……よくわかんない」
 
ソラ「弱い人達は モンスター達に一方的にやられるんだよ」
 
マール「!?」
 
ソラ「……俺達はみんなを守れるだけの力があるんだ だから 俺はやれることをやる」
 
マール「やれること……」
 
ソラ「そう やれること ……好きで戦うヤツはごくわずかだ 意味もなく戦うのも ……戦わなきゃ守れないから戦うんだ」
 
マール「……ソラは誰を守ってるの?」
 
ソラ「みんな」
 
マール「みんな?」
 
ソラ「クロノやルッカ ロボや町のみんな 兵士に王様 それに……マールもな!」
 
マール「私も?」
 
ソラ「もちろん マールも誰かを守るって考えれば 少しは戦いも気が楽になるかもな」
 
マール「そっか…… じゃ 私はみんなを守ってるソラを守る!!」
 
ソラ「……拒否」
 
マール「なんで〜!?」
 
ソラ「俺は負けることがないからな 守られる意味がない」
 
マール「ふーん…… じゃいいや」
 
マールはクルッと後ろを向いて歩きだした
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