喜夜小説
□昔書いた③
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「本当ッスかー」
無邪気に笑ってみせた
「あぁ」
「誰であろうと力になって下さるんスね？」
「あぁわしに二言はない」
「約束ですよ」
「しつこいのーで！誰なんじゃ？｣
彼女は呆れた顔をしならアタシの顔を覗き込んできた
「貴女ッス」
彼女は訳がわからないと言う顔をしている
「貴女が好きなんです」
彼女は、アタシの言葉を理解してくれたらしく慌てながら
「なっなに言ってるんじゃ冗談も大概に」
彼女が言葉を最後まで言う前に
アタシは、彼女の唇を無理矢理奪うと
「アタシは冗談でこんな事までしませんよ」
と、彼女の顔を覗きこむと真っ赤な顔をしている
「約束ですよね、力になって下さいよ」
アタシが意地悪っぽく笑うと
「それとこれとは別」
「おや？夜一さん二言はないんじゃないんッスか？」
「喜助～」
End