他カプ小説
□名前(恋ルキ)
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毒のついた口調のそいつを見ればいつもと変わらない目線を向けてくいる。
「んだとこのやろー」
突っ掛かってみれば
「本当の事を言ったまでだ」
冷たい口調で返される。
「なんだよ。チビに言われたくねー」
文句をいえば
「私の背は関係なかろーが」
怒った顔で突っ掛かってくる。
「悔しかったら背伸ばせよ!」
「簡単に言うな…ところで何の考え事をしてたんだ?相談ぐらい乗ってやるぞ」
微笑みいかけてくるそいつに
「別にたいした事じゃねーから」
と、顔を反らせば
「そうか…私には相談出来ぬか…」