スパイ
□第8章
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リース達が消えてしばらくすると、ある少女がアレンを連れて行った。
そして、またしばらくすると、ティムを見つけたリナリーとラビが、アレンの殺された場所に来た。
ラビ「ティムのメモリーだと、ここでアレンと別れたみたいさ。ノアと遭遇してイノセンスを壊され、スーマンのイノセンスだけでも守ろうとしたんだな。」
リナリー「でも、どこにもアレン君が…いない…(涙)」
ゴーレム「(ブックマン)ラビ聞こえるか??船に戻れ。」
ラビ「なんでさ、ジジイ」
ゴーレム「(ブックマン)使者が来た。」
リナリー達が戻ってきて…
ウォン「お久しぶりです。リナリー殿。」
リナリー「あなたは、アジア支部の…」
ウォン「ウォンでございます。取り急ぎ、我ら支部長の伝言を伝えに参りました。こちらの部隊のアレン・ウォーカーは、我らアジア支部が保護いたしました。」
リナリー「アレンくんは無事なの??アレンくんに会わせて。」
ウォン「辛いと存じますがあなたたちはこのままお進み下さい。」
ラビ「アレンは左腕を失ったんだ。どのみちエクソシストには戻れないさ。」
リース「(ティッキー珍しく失敗かな…)大丈夫。きっとアレンは生きてるよ」
アニタ「ですが、私達の船は、先ほどのアクマの襲撃で、とてもいますぐには出航出来ないかと…最低でも、直すのに3日はかかります。」
ウォン「大丈夫です。彼女となら、出航することができるでしょう。彼女、ミランダ・ロットーなら。」
ミランダ「皆さん下がって下さい。…イノセンス発動。私が発動してる間、この船は、時間が流れません。リカバリー。」